こんにちは!調査渡航の準備で一人寂しくホテル暮らしをしている私です!
独りでホテル暮らし・・・・怖がりな私は、夜出歩いたり、夕飯のお誘いを受けることに大変な抵抗があります!!
そんなときの大切な友達・・・・・
Pop mieというカップラーメンの話を記録したいと思います。
ただただインスタントラーメンを開けて食べるだけの記録です。
Pop mieとは
PT. Indofood CBP Sukses Makmur Tbk.が発売しているカップインスタント麺の商品名です。
1987年から発売されています。2010年にロゴを大きく改変し、2017年(今年!)には本物の鶏肉、牛肉をパルチパックで封入した新商品を展開し始めました!
商品スローガンは、「"Puasin Laper Loe, Puasin Muda Loe"./君のお腹を簡単に満足させてあげる!(Puas は満足、Laparは空腹、Mudaは簡単に、Loeはかなり親密な感じの「君」)」
発売元であるIndofoodが展開するIndomie(Pop mieも派生商品)というインスタント麺はインドネシアのインスタント麺の7割のシェアを占めています。
じつは、1990年からナイジェリアなどの海外展開を開始しており、いまやオーストラリア、アジア、アメリカ、ニュージーランド、フィリピン、カナダ、ヨーロッパなどでも展開されているようです*1すごい大きな企業だったんですね・・・。
ちなみにIndomieとは、Indonesiaの略語であるIndoとインドネシア語で麺を意味するMieの造語です。インドネシアの麺!という意味ですね。
商品展開
インドネシアの麺といっても馴染みのない人ですと、日本のカップ麺と何が違うのよーって思われると思うので、以下商品展開一覧を日本語訳しつつ載せておきます。
- Pop Mie Mi Goreng Spesial(ミゴレンスペシャル/インドネシア風焼きそば)
- Pop Mie Mi Goreng Pedas(辛いミゴレン)
- Pop Mie Rasa Ayam Bawang Spesial(鶏肉玉ねぎ(ニンニク?)炒め風味)
- Pop Mie Rasa Baso Spesial(肉団子スープ風味)
- Pop Mie Rasa Ayam(鶏肉味)
- Pop Mie Rasa Baso(肉団子スープ風味)
- Pop Mie Rasa Soto Ayam(ソトアヤン/鶏肉スープすっぱめ、香辛料が効いていておいしい)←My favourit
- Pop Mie Rasa Kari Ayam(鶏肉カレー味)
- Pop Mie Rasa Kari Keju(チーズカレー味)
- Pop Mie Rasa Kari Susu(ミルクカレー味)
- Pop Mie Meaty Soto Ayam(リアルお肉入り、ソトアヤン味)←今回の記事の主役
- Pop Mie Meaty Kari Sapi(リアルお肉入り、牛肉カレー味)
- Pop Mie Mini Rasa Ayam Bawang(鶏肉玉ねぎ炒め風味のミニサイズ)
- Pop Mie Mini Rasa Baso Sapi(牛肉団子スープ風味、ミニサイズ)
- Pop Mie Mini Rasa Soto Mie(スープ麺、ミニサイズ)
ざっとこんな感じでしょうか。最近では地域の伝統料理などの味を取り入れ、商品展開していることもあります(例・Coto Makassar、スラウェシ・マカッサルの伝統料理、牛肉モツスープ)。日本でも各地域の有名ラーメン店のカップ麺展開などが見られますが、それに近いですね。
もちろんすべてハラル(ムスリム向け商品)ですので、豚由来成分、アルコールなどは入っておりません。
Pop Mie Meaty Soto Ayamを食べてみた。
Pop mieについて調べたら意外と前置きが長くなってしまいました・・・。
本題のPop mie食べてみたです。作り方なども順に写真を載せてみます!まぁ、カップ麺あけて、加薬いれて、お湯入れて、待つだけなんですけども。
今回食べるのは、なんと2017年に新発売したというリアルお肉入りソトアヤンPop mieです!!(調べるまで今年の新発売だって知らなかった。確かに始めてみたんだけども)
右がPop Mie Meaty Soto Ayamで、左のは普通のPop mieです。カップの大きさもかなり違います。内容量も約70gと約110gなのでボリュームみぃになっています。値段もRp.4.500(40円くらい)とRp.11.000(100円くらい)なので、通常の倍以上とかなりお高めな値段となっています。ハラルマークが右上の方に小さく印刷されているのも見えます。
蓋を開けると、フォークと加薬が入っています。
このフォーク、初めてPop mieを食べた時かなり驚いた記憶があります。しかしその時もホテル暮らしをしていた私は、カップ麺を買った後に箸もフォークもなく絶望していたところだったので、神の恵みかと思いました。アッラーハンブリラー!
そしてこれが今回の主役ですね!リアル鶏肉!後入れ(Sudah Matang)と書いてあります。なので、通常と同じ加薬(粉末スープとチャベ(唐辛子)を先に入れて、お湯をいれます。
最近は多少辛くないとおいしいと思わなくなってきたので、唐辛子の薬味も全部入れます(そんなに辛くないです)。
あとは、待つだけ!たぶん3分くらい!蓋の上にパウチを乗せたのは日本のカップ麺がそういう指示をよく出しているので癖です!あと、付属のフォークを蓋にぶっさして止めるのは、小学校の頃駄菓子屋のおばちゃんがブタメンにやっていたので覚えました!
ちなみにインドネシアでもWarung(屋台)でPop mieを食べるとこうやって出してくれます!人間の知恵!万国共通!三分待って、麺ととスープができあがったら、パウチのリアル鶏肉をいれます!
なんでだろう!この写真、すごくおいしくなさそう(Indofoodさんごめんなさい)!!でもおいしいよ!!!!
インドネシアには、カップ麺ならぬ、コップ麺がある
おうちに常備しておくのにもお勧めなのが、このMIGELAS(コップ麺)です。
Mie(麺)GELAS(コップ/グラス)なので、つまりはコップ麺なわけですが、Popmieのような通常サイズのカップ麺を食べるほどでもない、けども小腹が空いた・・という時に大いに助けられます。この大袋に入っているものは、通常より少しサイズが大きめになっています。
通常サイズも一袋Rp,2000ほどで売られていることが多いです。単体で買った場合は、コップやフォークがついていないので、入れ物とフォークを自分で用意する必要があります。
Mayora Indahという会社が製造している
MIGELASを製造しているMayoraという会社は、インドネシアでは知名度の高いROMAビスケット、BANG-BANG、KOPIKOなどのお菓子を製造している会社です。そのほかにもインスタントコーヒーなどを製造しています。Mayoraの商品ラインアップを考えると、MIGELASもお菓子の延長のような位置づけで製造されているようです。
そのためか駄菓子のような単品個包装のお菓子を売っているKIOSによく並べられています。しかし、中身はちゃんとしたインスタント麺で、加薬も別包装にされています。
コップ麺の作り方
インドネシアインスタント麺に定番の、調味油も入っています。これをコップにあけて、お湯を注いでしばらく待ちます。
加薬には、野菜などの具材も入っていて結構本格的です。家に備蓄していると、不測の事態で小腹が減ってきたときに重宝します。
まとめ
- Pop mieの歴史は意外と長く、発売元のIndofoodは海外進出しまくってるグローバル企業だった。アフリカでも食える。
- Pop Mie Meaty Soto Ayamは、2017年発売の新商品だった。
- Pop mieに入ってる付属の使い捨てフォークは神。
- Pop mieおいしい。家にいるときは鍋でつくる感じのIndomieをよく食べています。こちらもおいしいよ!
- Pop Mie Meaty Soto Ayamは、おいしい、若干お高いがボリュームがある。パウチの鶏肉もおいしい!
- さらに、インドネシアにはカップ麺ならぬ、コップ麺がある。
- MIGELASもおいしい。
以上、私のボッチ暮らしにおける親友Pop mieとMIGELASの記録でした。
▼袋麺だと、Indofoodのライバル会社が製造するMie Sedaapシリーズが好きです。
▼たまに自炊もします。