犬が吠えども、キャラバンは進む。

Biar anjing menggonggong, kafilah tetap berlalu. インドネシアでひとを研究しているある院生の備忘録。

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喫煙大国インドネシアで禁煙してみた【本とアロマで解決】

こんにちは!今日は、喫煙、禁煙、たばこの話です!

 半年ほど前に、インドネシアのたばこがいかに美味しいか!ということを記録しました。そして記録にもある通り、「禁煙したいなぁ」と思っていたわけです。

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 でもここは、喫煙大国インドネシア!あまーい香りのクレテッタバコとコーヒーの組み合わせは最高・・・。体に悪いと咳き込みつつも気が付けば10年続いたこの悪習からは、なかなか抜け出せないんだろうな・・・と半ば諦めていました。さらに日本には禁煙外来やら、代替商品やら禁煙のためのサポートが溢れていますが、インドネシアにはそんなものありません。自分の精神力で、路上喫煙しているおじさまたちのクローブの甘い香りを嗅ぎながら、禁煙なんて・・・できるわけない。そう思っていました。

 ところが、上記に挙げた記事を書いている途中に、私はクローブの香りが好きなんだなってことに気が付いたのです。それならば、クローブの煙草と同じような香りを嗅いでいれば癒され、禁煙できるのではないか?

 そして数日後、見つけました!クレテッタバコの代用品!クローブ/丁子の香りを肺も気管も痛めることなく楽しめるものを・・・・!

 そしてさらに、インターネットで見つけた『マンガで読む禁煙セラピー』という本を半信半疑で読んでみました。すると、スパっと、その日から、本日まで(半年の禁煙に成功)、一度も吸わずに非喫煙者となることができました!

 今回は、私も大いに助けられた元喫煙者たちのネット上の報告に倣い、自身の禁煙方法、否、非喫煙者へと戻る方法を記録したいと思います。インドネシアでも実践できた方法です。禁煙したいと思っている皆様のお役に立てれば幸いです。

インドネシアで禁煙してみた

 インドネシアにおける人々の喫煙状況とインドネシアタバコの概要については、【インドネシアのタバコおいしすぎる問題】ROKO INDONESIA TURLALU ENAK!で、詳細に紹介しました。昨今の禁煙ブームがインドネシアにも到達しつつあることは確かですが、今でもインドネシアの町には、クローブ/丁子タバコのあまーい香りが充満しているように思います。

 しかし、甘く香しいだけではないのがタバコの怖いところです。私も長年の悪習がたたって、気管、咽喉を痛めることが多くなってきていました。咳き込んだり、声が枯れたりして、咽喉も痛いですし、だんだんタバコの美味しさよりも身体の不調の方が気になってきていました。今までも、体調不良に見舞われるたびに禁煙を試みてきたのですが、回復するとともに喫煙するということを繰り返していました。

 そのため、今回の「禁煙」、否、「非喫煙者に戻る試み」も、すぐに失敗すると思っていました。ですが、本日に至るまでタバコを一本も吸っていませんし、コーヒーと共に吸う朝の一本を懐かしく思うことはあっても、健康リスクと引き換えに喫煙者に戻りたいとは思うことはありません。

 何度も失敗してきた「禁煙」と今回の「非喫煙者に戻る試み」は、何が違ったのか。

 専門家ではない元喫煙者の感想じみた分析に過ぎないのですが、以下の点がおそらく大きな違い、私を「非喫煙者に戻した」方法*1だったのだと思います。

  • 今までの「禁煙」は「我慢してタバコを止めていた」
  • 今回の「非喫煙者に戻る試み」は、「自らが望んで非喫煙者に戻った」

どちらも、たばこを吸わなくなった事実に関しては、全く同じことなのですが、要は、認知、気持ちの問題としては、ほぼ正反対のことを行ったわけです。

 これは、以下に紹介する『マンガで読む禁煙セラピー』を読んだことで、今までよりもずっと私自身が「非喫煙者に戻ること」に納得し、「非喫煙者に戻りたい」と強く望むことができた、「非喫煙者に戻りたい」という己の願望を自覚できたということが、大きく影響したと考えています。(本当にお勧めです。気持ち的にもつらくなったりイライラしないです。)

 そして、たばこの代替品として私が目を付けたのが、アロマです。本物の植物を使用したエッシェンシャルオイルのアロマは、多少値は張りますが、香りによってリラックス効果や、殺菌、虫よけなど、よい香りだけでなく効能もある(結構効く)ので、現在も日常生活で便利に使っています。

 私の10年続いた悪習は、たったの二つ、『マンガで読む禁煙セラピー』とアロマで、あっさりと断ち切ることができました。以下では、さらに詳しく本とアロマを紹介し、インドネシアでの入手法、禁煙して気が付いた体の変化などをまとめたいと思います。

禁煙サポートアイテムその①:『禁煙テラピー』

マンガで読む禁煙セラピー

マンガで読む禁煙セラピー

  • 作者: アレン・カー,小野綾,桐ヶ谷ユウジ
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2017/03/10
 

 今回の「非喫煙者に戻る試み」が成功したのは、8割方この本のおかげだと思っています。本気で禁煙したい、非喫煙者に戻りたいなら、ぜひ読んでください。上記で説明したように、この本を読み進めていくと、禁煙に対する自分の認知、考え方が、整理されます。そして、最終ページで非喫煙者に戻ろう!という気持ちを強く持つことができたら、もう半分以上、あなたは非喫煙者になれています。

 レビューにも多くの人の感想が寄せられていますが、「吸いたくなってしまったときに読む」という人もいて、手元に一冊持っていることで非喫煙者ライフ継続の一助ともなるのだなぁと思いました。

 私は、Kindleを日本から持参していたので、Kindle版を購入しました。絵もかわいくて、とても読みやすかったです。原作は文章のみの作品のようですが、漫画バージョンの方が読みやすいと思います。

 ちなみに、海外に長期滞在するときはkindleを持っていると日本語の本や雑誌などの購入が手軽にできるので、本当にお勧めです。雑誌を読むなら、カラーディスプレイの方が良いです。通常の白黒ディスプレイ(Kindle 電子書籍リーダー(第8世代)等)ではなく、カラーディスプレイのFire 7 タブレットなど、Fireシリーズがお勧めです。(カラーディスプレイだと、アプリを使用する場合やブラウジングをした際などタブレット風に扱える)

禁煙サポートアイテムその②:クローブの香りのアロマ

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インドネシアで購入したエッシェンシャルオイル(アロマ)

 クローブ/丁子タバコの美味しさについて考えていたら、「クローブ/丁子の香り」を代替としてタバコを止められるのではないか?と思いつき、探していたら出会ったのが、エッシェンシャルアロマオイル!写真、真ん中のClobe Budというのが「クローブ/丁子」のエッシェンシャルオイルです。想像していたよりも、甘い香りはしなかったのですが、ついでに頼んだペパーミントが想定外に甘い香りだったので、混ぜて使っています。

 エッシェンシャルアロマオイルは、近くの店頭で扱っていないようだった(エッセンシャルではない、香料から作られたアロマオイルは売っていた)ので、オンラインショッピングShopeeで、購入しました。若干蓋の締めが甘くて、箱がペパーミントの香りまみれになって届きました。ちなみにNusa Aromaは、インドネシアのエッシェンシャルオイルブランドです。香りの種類も豊富ですし、質も十分なものでした。

 本当は、アロマストーンとかいうおしゃれな香り付ようの石などを使うと長く香りが楽しめるのですが、インドネシアで探すのに手間取ったため、今はコットンに染み込ませて使ってます。

無印良品 素焼きストーン 10個入 日本製

無印良品 素焼きストーン 10個入 日本製

  • 出版社/メーカー: 無印良品
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 最近、インドネシアにも無印が進出したような気がしますが(気のせい?)さすがにアロマストーンは、売っていないのだろうか?無印のストーンを見ているとインドネシアの道端に落ちている石でも代用できるような気がしてきますが、たぶん素材的に無理なのでしょう。

 さらに調べていると日本にはアロマストーンだけではなく、こんな製品がありました。香りの切り替えができる持ち運べるアロマディフューザー・・・・。自分の好きな香りを注入できるカートリッジも売っているようですね。

[ソニー] パーソナルアロマディフューザー AROMASTIC 本体 ブラック OE-AS01(B)

[ソニー] パーソナルアロマディフューザー AROMASTIC 本体 ブラック OE-AS01(B)

  • 出版社/メーカー: Sony(ソニー)
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 コットンに染み込ませて持ち歩くより、アロマオイルの消費が少なくて済みそうです(コットンに染み込ませた香りは、状況にもよりますが三日ぐらいで消えます)。すごいほしい。かっこいい。 

アロマオイルお勧めの使い方
  • コットンに染み込ませたアロマをハンカチタオルなどに挟んで持ち歩く。(好きな時に取り出して香りを楽しんでリフレッシュしてます)
  • シャワールームの床にお塩などと一緒に数滴垂らして、温かいシャワーのお湯で香りを広げて芳香浴。(ちょっと贅沢な使い方?)
  • マスクなどに殺菌効果の強いペパーミント・ユーカリなどのオイルを垂らして風邪予防。(咽喉を痛めたときにこのアロママスクを三日つけ続けたら、それ以上悪化せず治りました)

 エッシェンシャルアロマオイルにはいろいろな効能があり、香りもたくさんあるのでお気に入り香りを見つけてみてください。(エッシェンシャルオイルではないアロマは、科学香料で作られており、効能などはありません)

非喫煙者に戻って感じた禁煙のメリット

 禁煙を試みるに当たって気になるのは、その効果/メリットです。そもそもタバコを吸う事自体にほとんどメリットがないので、禁煙したらメリットばかりあるにきまっているのですが、禁煙に踏み出す一歩として、理由付けとして、禁煙のメリットを認識することはとても重要なことです。

 私も禁煙前にたくさん検索して、様々な経験談を読み、禁煙後の変化や感じたメリットなど自分が納得するまで調べました。ここでは先人にならって、禁煙後に感じた禁煙のメリットをまとめておきます。

禁煙のメリット

お金が貯まる

 インドネシアでは、煙草が一箱Rp.20,000(約180円)です。私は2~3日に一箱を消費する平均的なスモーカーでした。ここでは二日に一箱として、計算します。

 ひと月にかかる煙草代は、30÷2=15(箱)、Rp.20,000×15=Rp.300,000(約2700円)。

 一年分だと、Rp.3,600,000(約3万円)!インドネシアの金銭感覚だととんでもない出費です。(インドネシアの公務員は、月給が約1万円)

 ちなみに日本のタバコの価格400円(私の記憶している当時)で、二日一箱一年分を計算すると、7万2千円・・・・!これを10年続けていたわけなので、70万(!!)程のお金が煙草に消えていた計算になります・・・・。ひぇええええ・・・・。

 禁煙をするとタバコ出費が無くなるので、今まで支払っていた煙草代がまるっと手に入るようになるわけですね。また、体調不良に見舞われる確率も減るので、医療費的な面でも得をします(喫煙者が大損こいているだけ・・・?)。

 ちなみに私は、禁煙治療などをおこなったわけではないので、禁煙自体には、本とアロマの出費(2000円)しかしていません。さらに、キオスク(コンビニ)でタバコを買わなくなり、そもそもキオスクに行かなくなったので、財布から消える現金の量が圧倒的に減りました。ATMに行く頻度も減りました・・・。

疲れにくくなる

 煙草を吸わなくなって、数週間で運動能力の向上を感じました。寮の一階から、屋上(四階)まで上がっても息が切れない!しかし、相変わらず運動不足なので、定期的にバイク移動禁止の日(NOGoJeckDAY)を作ろうかと考案中です。

髪の毛や服が臭くない

 服のタバコ臭さ、(匂いの染みついた服やバックなどが置いてあるための)部屋のタバコ臭さは、なくなりました。もともと鼻が良く、自身の服や部屋の匂いが気になっていたので、これは嬉しい変化です。さらに、アロマを置くようになったので、常に自分の好きな香りに包まれて生活できるようになりました。幸せ。

食欲旺盛になった

 一番変化があったと自分でも思うし、友人にも驚かれた変化が食欲です。一日三食食べるようになりました。(ピザ一枚とか食べられるようになった)

 以前は、タバコとコーヒーと酒とキャンディで一日を乗り切れるようなひとだったので、レストランで一人前を完食で来たときは感動しました。

 インドネシアでは、ご飯を食べないと心配されるので、これは一番うれしい変化です。インドネシアでは、よく食べる子が好かれます!

味覚が敏感になった

 これは、メリットなのかよくわからないのですが、インドネシア料理の辛さが以前よりも染みるようになりました。

 タバコを止めたら、ご飯が美味しく感じる!という話をよく聞きますが、私の場合、料理がより一層辛く感じるようになっただけでした。(タバコ吸ってても辛かったけど、さらに辛く感じるようになった)この事実を、インドネシア禁煙あるあるとして広めたいです。

まとめ

  • 10年続いた悪習は、『マンガで読む禁煙セラピー』とアロマで断ち切ることができた。
  • 禁煙(我慢してタバコを止める)のではなく、非喫煙者に戻る(タバコをやめて、喫煙者を辞める)と考える。
  • 海外長期滞在時のKindleは日本語出版物に繋がる一筋の希望。
  • アロマは、禁煙サポート以外にも、風邪予防や虫よけにも使える。
  • 禁煙はメリットばっかり。喫煙者は煙草の美味しさを足しても大損こいてる。

以上、喫煙大国インドネシアで禁煙してみた記録でした!

▼私が好きだったクローブの香りは、煙草だけでなくWedangという飲み物でも楽しむことが出来ます。やっぱり、私はクローブ好きなだけ・・・。

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*1:心理学でいうところの認知療法というものだと思う



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