こんにちは!今年もラマダン月が始まりました。私のラマダン断食挑戦も三年目に突入です。そこで今回は、インドネシア在住の私がこれまでに見て、参加してきたインドネシアのラマダンについて、その概要や過ごし方、街の様子について、まるっと記録しようと思います*1。
最近は日本などのムスリムが多数派ではない地域でも、ラマダン月に関する報道などがなされるようです。ヨーロッパや日本でも活躍するムスリムのサッカー選手などが、断食を行いながら試合に出場することも増えてきて、そういった側面で注目されることもあるようです。
しかしながら、イスラム教やムスリムになじみのない人々にとって、ラマダン月の断食はまだまだ理解しがたいことも多いようで、断食中の試合参加に対する否定的な意見*2や、テロの起こりやすい時期*3という印象を持たれてしまうことも珍しくありません。
非ムスリムとして、イスラム教多数派の国に在住し、ラマダン月の断食に挑戦してきた私にとっても、こうした無理解、誤解は非常に悲しい。しかし、同時にラマダン断食になじみのない社会で断食を受け入れることの難しさも理解できます。
そこで今回は、非ムスリムのラマダン断食参加者として、その中立的*4な視点から、インドネシアにおけるラマダンをまとめます。この現地に密着したラマダン情報が、少しでも誰かのイスラム教、ラマダン、断食に関する理解の助けになりますように。
- ラマダンとは
- ラマダン月をイスラム圏で過ごす場合の注意
- 断食に参加せずにイスラム圏でラマダン月を過ごす場合の注意
- 非ムスリムだけどラマダン断食に参加してみたい場合
- ラマダン月は、治安が悪化する?
- まとめ
ラマダンとは
イスラム暦上の第九月「ラマダン」
ラマダンは、イスラム暦/ヒジュラ歴と言われる月の満ち欠けを基準とした暦上の第九月の名称です。中東のムスリムの方、日本のムスリムの方を含め、地球上のそれぞれのムスリムが一斉に断食を実施する月です。
ラマダン月の断食は、ムスリムが一生のうちに行うべきとされている六信五行*5のひとつです。特にムハンマドが啓示を受けたラマダン月には、サウム(断食)を行うようにとコーランにも定められています。
現在私が滞在しているインドネシアは、多宗教・多民族・多言語の多様性に溢れた国家ですが、ムスリム、イスラム教を信仰する人が大多数を占めます。そのため、毎年ラマダン月になると多くのインドネシア国民が断食を行います。
ラマダン月が明けた後、翌第十月「シャウワール月」の初めにはレバランと呼ばれる断食明けの大祭が行われます。この大祭は一年間に行われるイスラム行事の中で最も大きな行事です。
ラマダン月の断食が終わるとレバラン休暇が始まる
ラマダン月が終わりレバランが実施されるシャウワール月の初めには、レバラン大祭のために祝日が制定され、多くの企業や学校では長期休暇が始まります。
インドネシアでは、大変多くの人々が帰省したり、友人の家を訪ねて、みんなでご馳走を食べたりと、お祭り気分が蔓延します。ビジネスマンや出稼ぎ人口が多いと言われるジャカルタは、閑古鳥が鳴くという噂です。私の居住しているジョグジャカルタでも、多くの学生が休暇を家族と過ごすために帰省するので、学生が多く居住する単身者用の寮が静まり返ります。
個人的な感覚ですとラマダン終わりの休暇、レバレン休暇と呼ばれる時期は、「お盆」とか「正月」に近い気がします。帰省ラッシュもすさまじく、飛行機などのチケットも高騰する時期です。
あるインドネシア人の友人は、「レバランは、ムスリムのクリスマス」と言っていました。確かにクリスチャンでもクリスマス前の一ヶ月は、断食をします。なんか固いケーキみたいなのをひたすら食べる期間があったと思います。それを踏まえると、たしかに断食とお祭り・帰省がセットになったラマダン月とレバランは「ムスリムのクリスマス」なのかもしれません。
▼インドネシアのレバランに関する記録はこちらです。
ラマダン月の時期
クリスマスや正月は、太陽暦/グレゴリオ暦によって定められているため、四季のある地域でも毎年同じ気候の時期に行われます。しかし、イスラム教はヒジュラ歴を基準とするため、ラマダンやレバランなどのイスラム行事もヒジュラ歴上の日時で行われます。ヒジュラ歴は、月を基準に暦を決定するため、太陽暦に定められた暦上では毎年10日ほどずれていきます。つまり、ラマダンなどのイスラム行事は、毎年少しずつ実施する季節がずれていくのです。
2017年は、5月27日から始まり6月24日に終わりました。2016年は10日ほどずれて、ラマダン月の後半が7月に重なっていましたので、日本にいたムスリムの人々は本当に大変だったと思います・・・・。
なにせ、日中水を飲むことが許されないですし、東京はインドネシアよりも湿度も高く灼熱の気温、さらに、ラマダン月など関係なく通常営業(長時間労働)する社会*6に合わせなくて行動しなくてはならないのです。
またヒジュラ歴では、新月から三日月が見え始めるときを一日と数えるため、ラマダン月は夜に開始(断食は、翌日から開始)となります。さらに、第九月「ラマダン月」の終了、第十月「シャウワール月」の開始(レバラン)も、新月から三日月が見え始める夜を基準とするため、ラマダン月開始時点ではまだ明確に決定されていません。
現代においてはおおよその月の満ち欠けが天文学的計算によって算出可能なため、ラマダン月(断食)終了の日にちも予測が可能です。しかし、最終的な決定は直前に月の満ち欠けを見て決められることになります。(そのためにインドネシアにおけるレバラン休日(祝日)は二日間定められており、そのどちらがレバラン(ラマダン終了日)となるかは直前に発表されます)
▼ムスリムProというアプリを使用するとイスラム歴を確認することができます。
ラマダン月に行われる断食
ラマダン月の断食は、一か月まるまる食事をとらないというものではありません。ラマダン断食では、各地域の日の出と日没の時間に合わせて断食をします。断食一日のおおよその流れは、日の出前に「サフール」言われる朝食をとり、マグリブ(日没)と共に断食明け、イフタールと呼ばれる食事をとるという感じです。つまり、一か月間、日中に飲食を行わないということです。
イスラム教は基本的に自身とアッラーとの一対一の関係性に成り立つ宗教だと言われています。そのため、断食のやり方にも個人差があり、口の中の唾液を飲み込むことすらしないというムスリムの方もいますし、体調などに危機感を感じるなら水を飲んで行うというムスリムの方います。インドネシアにおいては、「日中に食べ物、飲み物、タバコを口にしてはならない」という理解で断食を行う場合がほとんどのようです。
また、飲食の制限のみならず、人の悪口を言ったりケンカをしない、ザカートと言われる喜捨を行い貧しい人に富を分け与える、普段よりお祈りを熱心に行うというような善い行いを心がける必要もあると言われています。
▼ラマダン月をどのように過ごすべきかということを考えてみた記録です(2018年)
断食の時間は日照時間に合わせて行うので、夏季の日本で断食を行うとインドネシアに比べてものすごく長い時間断食をすることになります。しかし、ラマダン月が冬季にずれてきた場合、インドネシアより日本の日照時間の方が短くなるので、断食時間も短くなります。
東京代々木にある東京ジャーミーというトルコ系のモスクは、毎年東京のラマダンカレンダーを公開していますので興味がある方はぜひご覧ください。
ちなみに、生理中・妊娠中・産後の女性や体調の優れないひとは、断食を一時的に免除され、別の機会(次のラマダン月まで)に行うことが許されています。そして、ラマダン月でなくとも、信仰実践として自主的に断食を行うこともあります。
ムスリムが断食をする理由
なぜムスリムがラマダンを必要とするのかということについては、こちら(サウム 断食 – Islamic Center Japan)のサイトから少し引用して説明したいと思います。
アッラーはクルアーンの中でこう言われています。ラマダーンの月こそは人類の導きとして、また導きと(正邪の)識別の明証としてクルアーンが下された月である。それでお前たちのうち、この月家にいる者は、この月中サウムしなければならない(クルアーン第2章185節)
さらに、ではなぜ断食をするのかという具体的な理由について日本イスラミックセンターではこのような説明を記載しています。
アッラーは私たち人間を創造され、私たちに生命や身体をはじめ毎日の生活に必要なさまざまなものを与えて下さいました。私たちが健康で生活できるのも、毎日の食事が食べられるのも、アッラーがそれを与えてくれているからです。例えば人間は努力しますが、ほんの少し雨が降らなかったり、冷夏だったりするだけで、飢饉になります。いくら科学技術が進歩しても、アッラーがほどよい天気にしてくれなければ人間にはどうにもできません。アッラーは私たちの創造主であり、人間を養っている偉大な存在です。しかし人間は日常に慣れ、その恵みをあたりまえのことと思いがちです。サウムを行なうことによって、私たちは普段忘れているアッラーの恵みを改めて認識し、より一層、感謝と服従の気持ちを新たにすることができるのです。
つまり、断食はムスリムにとってアッラーへの信仰心を確かめる神聖な行いであるとともに、アッラーによる日々の恵みに感謝をする、その有り難さを再認識するための行いであるといえます。
さらに近年では、日常的に貧しくひもじい思いをする貧民に対して共感し、相互扶助の気持を新たに、喜捨を積極的に行うというような解釈もなされているようです。私の友人(大学生くらい)のインドネシア人の多くはこうした理解の元に、断食を実践していました。
ラマダン月をイスラム圏で過ごす場合の注意
ラマダン(その後のレバラン)は、イスラムで最も大きな年中行事です。社会と人々は、一斉にラマダン月に合わせて動き出します。非ムスリムであっても、イスラム圏でラマダン月を過ごす場合は、ラマダン月であることを頭に入れて行動しなければなりません。以下に、イスラム圏(主にインドネシア)で、ラマダン月を過ごす際に気を付けたいことをまとめました。
公的機関を含めた事務所、会社、店舗などの営業時間が短縮される。
インドネシアのラマダン月では、公的機関(移民局、警察、市役所、大使館など)を含めた窓口、店舗の営業時間が短縮されます。15時くらいには多くの窓口が閉まってしまうので、この時期に事務的な手続きを行わざるを得ない方は、お気を付けください。
どうしてもという理由がない場合、ラマダンの前に済ませられる手続きである場合は、ラマダン月が始まる前にそういった手続きを済ませておくことをお勧めします。
営業時間の短縮もさることながら、寝不足と疲労、水分不足が相まって、断食を行っている職員・店員さんの処理能力が普段より下がる可能性が高いです。(レバランが近づくとお祭り気分で注意力が散漫になっていたり、そもそも早めに帰省してしまう人が続出して人数が普段より少ないなんてことも・・・。日本の師走・・・・みたいな感じでしょうか・・。)
レバラン休暇にむけた帰省ラッシュ、物価の高騰
上記でも触れましたが、一か月の断食を終えた後にはレバランと呼ばれるイスラムの一年で最も大きなお祭りが控えています。毎日の断食明けも楽しみなものですが、やはりこのレバランは一段とワクワクするイスラム行事です。しかし、イスラム圏のレバラン休暇は、日本のお盆と正月がいっぺんにやってくるようなものです。
都市から地方への帰省ラッシュと物価の上昇にはお気を付けください。
交通機関を利用する予定がある場合は、早めの予約が必要です。
断食に参加せずにイスラム圏でラマダン月を過ごす場合の注意
断食中は、日中に営業している飲食店が(少)ない
ラマダン月にイスラム圏へ滞在する方、お出かけする方は、日中の断食時間中に営業している飲食店を見つけることは難しいかもしれません。断食期間中に食事をとる予定がある方は、断食期間中であることを頭の隅において、お出かけになることをお勧めします。
イスラム教以外の宗教も信仰されているインドネシアでは、日中の断食時間にも営業している飲食店を見つけることができます。ですが、営業している飲食店でも、日没までテラス席の使用が禁止されていたり、カーテンがかかっていて店内で飲食している人が見えないように営業している場合が多いです。
人前で飲食をしない方がよい
断食期間中はマナーとして、お水や食事をとる場合は人目につかない場所で飲食することをお勧めします。うっかり人前で飲食をしてしまった場合は目の前で飲食してしまったことに対して軽く謝罪をするなどの配慮も必要です。
断食中は、タバコも禁じられていますので、喫煙者の方はタバコを吸う場所にも気を付けたほうが良いかもしれません。
服装やアルコールなどに関する注意
イスラム教では露出度の高い女性の服装や飲酒などが、好まれない傾向にあります。ラマダン月は、神聖なる期間ですので、普段よりいっそうそういった行いが避けられたり、普段は気にされない地域でも人々の目が厳しくなるということが考えられます。
インドネシアでは他宗教の人々が共存しているため、髪の毛の露出などに関しては厳しい風潮になりにくいですが、太ももや二の腕、胸などが露出している服装は物珍しさもあり、路上で注目を集めてしまう場合があります。(ジャカルタなどの都市、バリなどの非ムスリムが多数派である地域は、異なる状況だと思われます)
薄手のパーカーや大き目のスカーフなどを上から羽織るだけでも構わないので、公共の場での露出を控えたほうが良いかもしれません。
また、アルコールなどを提供する飲食店も、ラマダン月は、アルコールの販売を控えるなどの対応を行う場合があります。どうしても飲みたい場合は、ご自宅でお仲間同士で楽しまれた方が、トラブルなどにも巻き込まれにくいかと思います。
非ムスリムだけどラマダン断食に参加してみたい場合
イスラム社会に合わせて断食を行うのは自由です。しかし、イフタールと呼ばれる断食明けの食事やお祈りの場に参加したいというならば、現地で仲の良い友人に誘ってもらった方が良いかもしれません。地域によっては非ムスリムに対する態度というものは大きく異なりますので、相手の心象を悪くしないよう注意深く行動する必要があります。
また、ムスリムの人々も突然、水無の10時間(場合によってはそれ以上)の断食を実践するわけではなく、幼少期から徐々に体を慣らすことで、丸一日の断食に耐えられるようになっていくのです。断食に初めて挑戦するといった場合は、水ありで行う、昼の12時まで、15時までと徐々に時間を延ばしていくなど工夫が必要です。
体調不良の場合は、断食が免除されるということはコーランにも明記されているところです。自身の体調を見極めつつ、行うようにしてください。私はいきなり丸一日の断食に挑戦して、脱水症状からの頭痛、その後に高熱を出すという失敗をしています。これに関してはムスリムの友達にも、無理してはいけないと言われました。
▼頭痛に見舞われた初めの断食の記録です(2017年)
▼私も水ありから徐々に体を慣らしました(2017)
ラマダンにおすすめなアプリ
ラマダン断食に参加したいと考えているなら、Muslim Proというイスラムアプリをお勧めします。断食明けのアラームとしても使えますし、コーランなどを手軽に読むこともできます。
ラマダン断食は、飲食を控えるだけの時間ではなく、人の悪口を控えたり、喜捨をして貧しい人に心づけを与えたり、そうした善い行いを実践する期間でもあります。イスラームの心に触れてみる良い機会ですので、ぜひそうしたことも念頭に断食に参加してみてください。
▼イスラームアプリMuslim Proの紹介はこちらです。
断食明けの食事は楽しい
ラマダン月のイスラム圏では、日没が近づく夕方ごろになると、人々はそわそわとイフタール(断食明けの食事)の用意を始めます。友人や知人と断食明けの食事をとるのはとても楽しいものです。
町の飲食店なども断食明けに合わせて開店しだす場合もあり、レストランなどでは、席に付き、料理を待ちながら、断食明けのアザーン、大太鼓の音を心待ちにしている人々の姿を見かけることもあります。
インドネシア断食明けメニューの定番は、Es Buwahと呼ばれる練乳味のフルーツポンチです。断食明けの咽喉の渇きと糖質不足を一気に満たしてくれる素晴らしい食べ物です。
▼ちなみに断食中に買い物に行くとお祭りムードと空腹にやられてたくさん買い物をしてしまいます。。
ラマダン月は、治安が悪化する?
非イスラーム圏、非ムスリムの人々が、ラマダンに注目する理由のひとつに、治安悪化の懸念があると思います。本来であれば、ラマダン月は、神聖なる月、忍耐強く断食を行い自分自身を見つめなおす期間です。人々が信仰心を高め、喜捨にいそしみ、穏やかに断食の苦しみを耐え抜けば、治安は悪化するどころか、良くなるはずなのですが・・・・。
実際はそうもいかないようです。在インドネシア日本大使館からも毎年のように注意喚起がなされています*7。
● ラマダン期間中は、テロへの警戒を怠らないでください。
● 一般犯罪も増加する傾向にありますので、安全対策を怠らないようご注意ください。 (在インドネシア大使館からのお知らせ)
ラマダン中に過激派のテロが起こりやすいと言われる理由
ラマダン月はイスラム教、ムスリムにとって一年で最も神聖な期間であることは上記でも触れました。そして、この最も神聖な期間に「善い行い(お祈りに励んだり、ザカートと言われる喜捨を行ったり)」をすることで、普段よりいっそう徳が積まれると考えられています。
しかし、この「善い行い」を、イスラム教ではない宗教を信じる異教徒や、俗化(露出の高い洋服を着たり、騒いだり、飲酒したりする「外来」文化への傾倒)を招く企業などへの攻撃である、テロ攻撃、自爆攻撃がイスラム信仰の実践であると解釈する人間がいるようなのです。(人を殺めること自体が大罪であるはずなので、根本的にいろいろ誤解しすぎなのですが・・・・。)
そうすると、こうしたテロ攻撃を善い行いと解釈する過激派テログループにとって、ラマダンはテロ攻撃を行うのにもってこいの時期と解釈されてしまうと考えられています。また、イスラム教を排除しようとする過激派が、多くの人々が集まるモスクを狙うなどの可能性もあります。
非常に悲しいことですが、自身に理解できない人々を排除しようという動きは宗教という分類上だけでなく起こりえます。私たちにできることはこうした動きを根本から変えていくことです。そのためには、目の前の他者を如何に理解し、受け入れるかを探求し続けることが必要なのです。
まとめ
- ラマダンはヒジュラ歴第九月の名称のこと。
- ムスリムは、この第九月「ラマダン」に断食をすることが課せられている。
- ラマダンの断食は、飲食を禁じるだけでなく、ケンカなどの行いも禁止される。
- この期間に善い事(お祈り、喜捨など)をするとより一層救われる。
- この善い事を「テロ攻撃」と解釈する人たちが一部いる。
- 実際にイスラム圏でラマダン月を過ごしてみるとお祭りムードがすごい。
- 断食明けの食事は楽しい。
この記録は、非ムスリムのラマダン断食参加者という中途半端な立場から、多様性の妥協点を探ることはできないか、という個人的な挑戦としての、表現/情報提供の試みです。様々な人の信念、立場、状況を理解し、共存できる社会が少しでも近づくことを願います。それでは、今年も良いラマダン月をお過ごしください。
〇インドネシアにおける断食体験記は、「ラマダン断食体験記」のカテゴリーにまとめています。
*1:今までいろいろな記事に分散して記載されていた情報をわかりやすくまとめました。
*2:23年ぶりCL決勝進出を狙うアヤックスに暗雲 主力2人がラマダンで断食 - ライブドアニュース
*3:イスラム教の「ラマダン」、テロ事件などに注意呼びかけ - Traicy(トライシー)
*4:中途半端ともいう
*5:「イスラム教徒が信ずべき六つの信条と、実行すべき五つの義務。六信とはアッラー・天使・啓典・預言者・来世・予定、五行とは信仰告白・礼拝(サラート)・喜捨(ザカート)・断食(サウム)・巡礼(ハッジ)をいう。五行六信。」/六信五行(ロクシンゴギョウ)とは - コトバンク
*6:インドネシアではラマダン月に就業時間を短縮することが通例