(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡昨日、大腸内視鏡検査を受けてきました!
女性の死因第一位は、「大腸がん」*1!その一因として、恥ずかしさや恐怖で大腸内視鏡検査に抵抗がある人が多く、検査を受ける人が少ないということが指摘されています。そのため謎の使命感に燃えて、大腸内視鏡検査の体験談を記録しようと思い立ちました。
▼異常事態発生~病院選定~前日の検査食レポは以下の記事にまとめています。
今回は、いよいよ大腸内視鏡検査当日に関する記録です。ちょっと準備万端で言ったつもりが、なかなか腸洗浄がうまくいってなかったり、テンションが高すぎて麻酔を追加されたりといろんなことがありましたが、感想を一言でいえば「めっちゃ面白かった!」です。ぜひ大腸内視鏡検査、機会があれば受けてください!
※私は医療関係者ではありません。この記録は一般人の主観に基づく大腸内視鏡検査体験記録としてお楽しみください。
朝五時から始まった下剤との闘い
転院したという経緯もあり、私が持参した下剤は時間のかかるタイプだったようで、まさかの5時起きでした。モブピレップ?という種類の下剤でしたが、飲みやすさはまぁまぁ、スポーツドリンクの後味が若干苦めみたいな感じ。
夜に飲んだマグコロールPは、もっと濃いめの甘酸っぱい味がしたのですが、大量に飲むとなるとあのこってりとした感じは、ちょっときついかもしれません。ちなみに、マグコロールPの場合、直前の洗浄に2リットル飲まなければならないようで。(モブピレップは1.5リットルくらいで終わる)
下剤の種類に関しては、こちら⇒「大腸内視鏡検査に使用する下剤のご説明|宇都宮市のひらしま胃腸・内科 胃カメラ検査(胃内視鏡検査) 大腸検査(大腸内視鏡検査) ピロリ菌除菌 胃腸内科 内科」の病院によるページでかなり詳しく味とか飲みやすさを解説してくれています。
ガンガン飲んで、ガンガン出していきますと、排せつ物が透明の液体になります!宿便どばぁみたいな不快で怪しいネット広告がありますが、そんなものより不通に下剤飲めばいいのではないか・・・?などと、眠気で朦朧としながら考えていました。
病院に到着!しかし、腸内洗浄が終わっていなかった!
病院に時間通りに到着し、余裕をかましていた私、便意を催しおトイレに行くと、家を出る前は透明だったはずの排せつ物が、濁っている・・・・!(つまり完全に洗浄が終わっていない!検査ができない!)
半分くらいしか飲んでいなかった(が、排せつ物が透明になったのでやめた)残りのモブピレップを持参していたので、それを追加で飲みます。なかなかきれいにならず、看護師さんにも申し訳なく、ひたすら謝っていると「腸って長いから、一度綺麗になったと思っても汚れが後から出てきちゃうんです」とフォローしてくれました。
飲みきれなかった下剤は、病院に持っていくことをお勧めします。私のように、一度綺麗になっても濁ることがあったり、看護師さんにNGを出された場合は洗浄を続けなければならないので!
内視鏡検査開始!
ようやくお腹がきれいになり、診察台に通されます。この病院では、鎮静剤と麻酔を打ってくれるというお話でした。それならきっと痛くない、と思って病院を選んだのですが、そう、鎮静剤(点滴)も麻酔も、注射を打たなくては使えないわけで!!!
私はこの注射に耐えました、この日一番の試練だったと言っても過言ではありません。注射が嫌いすぎる私は、緊張しすぎたのか、血管が収縮したらしく、5回ぐらい刺されました(血管に針が入らなーい!)。泣きたかった―!
内視鏡を挿入!
大腸内視鏡検査は、まずおしりから小腸の入り口まで内視鏡を入れ、抜きながらゆっくりと中を観察していく、という手順で行われます。
この内視鏡を入れる過程で、うまく力を抜けなかったり、操作をする方が下手糞で腸をつついてしまったり、伸ばしてしまったりすると、苦しかったり、痛かったりするみたいです。でも腸って曲がりくねっているのに、骨がないのでめっちゃ難しいとおもうんですよね。そこで、オリンパスの内視鏡は「壁にぶつかると自然に曲がる*2」という素晴らしいシステムを開発したようです。本当にすごいことですね、そんな技術が詰まった内視鏡を腸に詰めていると思うとそれだけで痛さも和らぐ気がします。(実際にそこまで痛みはなかったです)
あと空気を挿入しながら腸を膨らませて内視鏡を進めていくので、めっちゃおならが出ます!!出した方が苦しくないし、入れていく方も楽なんだそうで、どんどん出していきましょう。おならをしても怒られない、(むしろ褒められる)なんてことは人生においてなかなかないことなので、ぜひ楽しんで(?)ください。私は楽しかったです。
あと、目をつぶると痛さが軽減されるという噂もあります。おそらく、視覚的な情報によって身体が緊張したり、痛いと思い込んだりするからだと思うのですが、腸の内部は出すときにじっくり観察できますので、ここはおとなしく目を閉じてリラックスをするのがオススメです。目を閉じていれば、すごくう〇こがいっぱいおなかに詰まっている感じだけで、それ以外に不快な感じはナシでした。
ちなみに私は鎮静剤と麻酔を打たれたのに、寝落ちをするどころかしゃべり続け、「先生は医者一筋なんですか?」などというどうでもいい質問をしたりしていました(麻酔と鎮静剤のせいで朦朧としていたので、本当に取り留めのない質問をし続けていると先生に「眠くならないの?」と聞かれ、その後ちょっと痛いと言っただけで麻酔が追加されました)うるさかったかな・・・・( ´艸`)
抜きながら観察
小腸まで到達すると、「ここが小腸の入り口~」と先生が説明してくれました。満を持して目を開け、腸内観察!すごい、さすがオリンパス、コントラスト強めに腸の細部をディスプレイに映し出してくれています。
オリンパスの内視鏡で、吸引しながら挿入できるので、おなかに若干お水が残った状態でも検査ができました。これで、さらにポリープ切除や生体検査用の剥離器具などが使えるのですから、本当に素晴らしい技術です。私がひたすらオリンパスの内視鏡に感動しているとあっという間に検査は終わり。
検査後薬局で言われた衝撃の一言
便秘気味なので、便秘薬を処方してもらいその日の検査・診察は終了。処方箋を持って薬局に行くと、薬剤師さんから衝撃の一言が。
「今、腸内細菌ゼロだから~」
そう、下剤ですべてを出し切ってしまった私の腸は、善玉とか悪玉とか問わずに細菌ゼロの状態になってしまっているそうで!!
「納豆とか~ぬか漬けとか発酵食品で、細菌補給してあげてください~」
というわけで、ヨーグルトを食べることを日課にしました。
お腹が空っぽだから、突然食べると胃がびっくりします
朝から下剤と水しか摂取していないため、病院の方などが心配してくれたんですが、断食をしていた身からすると水が飲めるのでほぼ無問題(しかも半日)。不慣れな方は、検査食も物足りないし、おなかが減ったー!となるのかもしれません。
私は、帰りにキャンディーなどを食べつつスポーツドリンクを飲み、しばらくしてからうどんを食べました。
まとめ
- 大腸内視鏡検査は当日朝からの下剤と、直前の注射が試練
- 一回綺麗になってもまた濁るってことがあるけど落ち込まないで
- オリンパスの内視鏡すごい、本当にすごい
- おならすると褒められる
- 検査後の腸は、腸内細菌ゼロ状態
- 発酵食品は大事!(キムチは辛いからあまりオススメできないらしいです)
以上、大腸内視鏡検査を受けてみた感想まとめでした!機会があればぜひぜひ大腸内視鏡検査を受けて、世界シェアナンバーワンのオリンパス内視鏡を体感してみてください!
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