犬が吠えども、キャラバンは進む。

Biar anjing menggonggong, kafilah tetap berlalu. インドネシアでひとを研究しているある院生の備忘録。

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恋人をインドネシアから短期ビザで日本に呼んでみた!【Selamat datang ke Jepang!】

(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡

 今回は、インドネシアの恋人を日本に招聘した際の手続きについてまとめます。彼を日本に呼んで両親に会ってもらおう!と思い立ってから、来日してもらうまで、なんと約1年もかかりました!

 短期ビザを取得するにあたり、インターネット上に記録されていた個人的な情報にも大変助けられました。そこで、今後インドネシア人の恋人、友人や知人を日本に招聘したいとお考えの方のお役に立てばと思い、私(とインドネシア人の彼)が、ビザを取得し来日するまでに行ったこと、書類作成時に気を付けたことなどをここに記録します。

 インドネシアにおける手続きの複雑さ(現場の人間の適当さ(笑))と比べると、主な手続きは日本の大使館を通して行われるので正確な書類と信頼性を保証できる証書を用意できれば、割と円滑に手続きは進みます。ただし、この書類関係はインドネシアの機関が発行するものも多いので、そこに関してはある程度の忍耐が必要になってくるかと思います。時間にも心にも余裕をもって挑むことをおすすめします。

インドネシア人の恋人を日本に呼ぶ

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 世界で一番便利なパスポート(ビザなし入国可能国が多い)とも言われる日本のパスポートを取得できる日本国民は、各国の大使館に赴いて書類を集めてビザ申請する手続きにあまりなじみがありません。

 しかし、インドネシアのパスポートを使用した場合、ビザなしで行ける国というものが非常に限られています。インドネシアパスポートで日本に入国するためには、ビザ取得が必要な場合がほとんどです。

ビザ取得が必要なパスポート?ICパスポートならビザ不要の場合も。

 インドネシアから恋人や友人を呼ぼうと思ったら、まずパスポートの種類を確認してください。ジャカルタなどの一部の地域ではE-パスポートと呼ばれるIC機能のついたパスポートの発行が始まっており、そのIC機能付きパスポートに限ってはビザが免除され、15日間の滞在が許可されます。(その場合も事前登録が必要です。)

インドネシア人の恋人を日本に呼ぶ流れとかかった時間

 思い立ってから、情報を集め、(パスポートを発行し)、書類を集め、ビザ申請をしてビザを取得、来日するまで約一年かかっています。私と日本の家族の休暇の都合もあってのスケジュールですが、最短でも三か月~半年はかかると見込んだ方が良いと思います。

 私の恋人の場合、居住地域がど田舎だったので、まずパスポートを発行するのに時間がかかりました・・・・。

「短期滞在ビザ」で恋人、友人などを招へいする!

 日本に呼びたいインドネシア人のパスポートの種類を確認したら、いよいよビザ申請の準備にかかります。ビザには様々な種類があり、滞在期間や目的などによって少しずつ提出書類も異なります。

 私の恋人はICパスポートを持っておらず、滞在予定も20日前後を予定していたので短期ビザを取得することにしました。また「交際人(恋人)」に日本にいる両親とあってもらうことが目的だったので「親族・知人訪問」という括りでの申請になりました。

Check!

 申請先の大使館・領事館によって提出を求められる必要書類が異なる場合もあるので、まずは申請先の大使館・領事館でビザの詳細を確認してください。

まずは最寄りの日本大使館に問い合わせをしよう

 最も信頼できる情報源は、在インドネシア日本大使館などの公式ホームページです。ホームページを熟読して疑問に思ったことなどがあればメールなどで問い合わせを受け付けている場合もあります。

 ジャカルタに限っては申請者数の増加に対応するために「日本ビザ申請センター」という機関が設立されたようです。ビザに関する問い合わせはそちらで受け付けている可能性が高そうです。

 また、大使館ではビザの申請時間、発行・受け取り時間を午前と午後で分けて受け付けていることが多いです。それぞれの大使館のホームページで時間、窓口受付時間を確認することができます。

 ビザの申請先は、申請人が居住している地域の最寄りの大使館に限られますので、対象となる大使館がどこになるのかを確認する必要があります。(登記上の住所が基準となるので、実際の居住地と登録が異なるなどの場合に最寄りの大使館を利用したい場合は、住所登録の変更などが必要になる可能性があります)

在インドネシア日本大使館・領事館のホームページ

査証申請に必要だった書類一覧*一例

 ビザ申請に必要な書類は各大使館・領事館によっても若干異なります。また今後必要書類が追加される可能性もあるため、申請先の大使館・領事館に確認する必要があります。

 以下に挙げるのは2019年に短期ビザ(30日間・知人訪問)を申請するために用意した書類の一例になります。インドネシア人が用意する書類と日本人が用意する書類を、申請人本人が大使館に持参し一度に提出する必要があるので、有効期限や申請時期などをよく話し合って準備を進めてください。

Check!
  1. 旅券(申請人パスポート)
  2. 査証申請書および45mmX45mmの写真(領事館でもらえます)
  3. KTP(住民登録書)
  4. 家族証明書
  5. 出生証明書
  6. 婚姻証明書(婚姻している場合)
  7. 就業証明書/登記簿謄本
    役所・役場からの証明書
    学校からの就業証明書(いずれか)
  8. 銀行からの残高証明
  9. 航空チケット往復予約票
  10. 旅行日程表(領事館・大使館でもらえます)

    (以下日本人が用意するもの)
  11. 訪問目的が証明できる書類(知人であることが証明できるもの)
  12. 招へい理由書・身元保証書(領事館・大使館でもらえます)
  13. 身元保証人のパスポート(コピー)・住民票・戸籍謄本
  14. 身元保証人の銀行残高証明

 1~8は、主にインドネシア人(申請人)に用意してもらう書類です。(すべて原本提出です)

 9に関しては、スケジュールがわかれば予約を取らなくてもいいと言われましたが、チケットの値段が上がってしまうことを考えて先に購入しました。そのため、予約票・E-チケットを提出しました。

 10~14は、主に日本人側(身元保証人)が用意する書類です。

 12~14は、身元保証人が日本における経済的な負担をする場合に必要になるようです。

 日本の役所・インドネシアの役所で発行する書類が多数要求されるので、発行場所や発効までにかかる日数なども考慮して準備をする必要があります。(日本人がインドネシアに渡航する予定のない場合などは、申請人に原本を郵送して申請を行うのが一般的です。)

 また、提出した書類(写真などの資料を含む)は、返還されませんので、すべての書類をコピーしておくことをお勧めします。

申請~受領~パスポート受け取り

 彼は大使館のある都市に行くために仕事を休む必要がありました。交通手段は飛行機なので、チケットは往復で購入済みです。

 そのため、事前に大使館の方に事情を説明し、パスポートの返還(受け取り)までにかかる期間を確認しました。そちらの大使館では、通常4日(休館日を含まない)でパスポートが返還されるので帰りの便までに間に合うだろう*1ということでした。

 実はチケット予約の際に、日本の祝日が大使館の休館日であることを見落としていたためにかなりギリギリのスケジュールでした。連休ではなかったため、なんとか間に合う予定に収まりましたが、インドネシアにいると日本の祝日を忘れてしまいがちなので注意が必要です!

Check!

大使館でのビザ申請受付時間やパスポート受け取り時間、休館日などをよく確認してから申請に行きましょう!ビザの発行は通常4日(休館日を含まない)で、完了します!

査証申請時に気をつけたいこと

 ここでは、査証申請をする際に注意したいことをまとめます。主に書類作成に関することになりますが、すでに言及したように大使館の休館日なども、盲点になりやすいので気を付けてください。

Check!
  • 書類の作成日時は、申請時からさかのぼって3か月以内のもの
     発行された書類や作成した書類には、(暗黙の)有効期限があります。基本的には提出時からさかのぼって3か月以内、それより前に発行されたものは受け付けてもらえません。複数の書類を短期間で集めて申請する必要があります。
  • 経済的信用性、不法滞在や不法就労の可能性を払しょくするための書類は複数の種類を用意する。
     日本の移民局が最も恐れているのは、日本滞在時に申請人(インドネシア人)が経済的に困窮し、帰国が困難になったり、不法就労・犯罪に手を出したり、不法滞在をしてしまうことです。(もちろん不法就労・不法滞在が目的である場合などは見抜かれますし、認められません)
     銀行証明や招聘理由書は、申請人(インドネシア人)に関する経済的・社会的信用性を証明・担保するためのものです。
     以下が私と申請人が追加で作成・提出した書類の例です。
    ★銀行証明に加えて給与明細(源泉徴収票などの給与受給の証明ができる書類でも可)
    ★招聘理由書の別紙
    メッセージアプリの会話をスクリーンショットした画像、交際にいたるまでの過程、今後の展望を踏まえた来日の意義(結婚を考えている真剣な交際である事)などを記載しました。
    ★申請人と申請人の家族と私が写っている写真
    二人で写っている写真などがあるとよいと大使館の方にアドバイスいただきました。
    ★申請人の職場(インドネシア)の上司から一筆いただいた書類
    「休暇を取得し、婚約者の家族にあいさつに行く」(つまり、不法な滞在を計画していない、来日には信頼できる目的があることを保証する)と正式なPermohonanの書類を書いていただきました。(必要書類7の就業証明書とは別に作成してもらいました)
  • 大使館の休館日・申請受付時間をあらかじめ確認する
    日本の祝日は盲点になりやすいです。

無事、短期ビザを取得!

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日本領空を飛ぶ日航機

 以上のような流れで、短期ビザを取得し無事恋人を日本に招聘することができました。空港では、英語のできない彼がイミグレーションでパニックになるという一幕*2もあったようですが、何とか無事に入国し、つかの間の日本滞在を楽しみ、私の家族とご対面を果たしました。

 着いてみればあっという間でしたが、本当に準備が大変でした・・・。この記事が今後、ビザ取得に挑戦する誰かのお役に立てれば幸いです。

 以上、恋人をインドネシアから短期ビザで日本に呼んでみたまとめでした!

*1:とても丁寧な対応で、帰りの便の出発時間まで気にかけていただきました。

*2:なんとイミグレーションにインドネシア語ができるひとがいたようです。「あらまっ、あらまっ(alamat/住所)」と言われて、私の地元を無事答えられたために通過できたようです(笑)



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